〈BTS〉WINGS Short Film について 3
あんにょん!
Short Film 2 が公開されましたね〜謎は深まるばかり(笑)
「WINGS」はデミアンという本からインスピレーションをうけたみたいです(たぶん)
今回の記事は長いです!
まず「デミアン」について
『デミアン-エーミール・シンクレールの少年時代の物語』(Demian: Die Geschichte von Emil Sinclairs Jugend)
[あらすじ]
ラテン語学校に通う10歳の私、シンクレールは、不良少年ににらまれまいとして言った心にもない嘘によって、不幸な事件を招いてしまう。私をその苦境から救ってくれた友人のデミアンは、明るく正しい父母の世界とは別の、私自身が漠然と憧れていた第二の暗い世界をより印象づけた。主人公シンクレールが、明暗二つの世界を揺れ動きながら、真の自己を求めていく過程を描く。
このお話は青春の苦悩、自己探求の物語
―私は、自分の中からひとりで出てこようとしたところのものを生きてみようと欲したにすぎない。なぜそれがそんなに困難だったのか。
直訳すると「草花樹木園」
看板の色が変わり画面が真っ黒になった所で歌が始まります↓(訳お借りしました)
순결했던 날 잦아줘
純粋だった僕を見つけてよ
이 거짓속에 헤어날 수없어
この嘘から抜け出せないんだ
내 웃음을 돌려놔줘
僕の笑顔を取り戻して
이 지옥에서 날 꺼내줘
この地獄から僕を救い出して
이 고통에서 헤어날수없어
この苦痛から抜け出せないんだ
벌 받는 나를 구해줘
どうか報いを受ける僕を助けて
【デミアン 第一章 二つの世界】
主人公シンクレール(13)はフランツ・クローマーにリンゴを盗んだことがあると、つい嘘の武勇伝を口にしてしまった。するとフランツは、果樹園の主から泥棒を見つけたら2マークもらう約束があるといい、口止め料をシンクレールに要求した。お金を払わなければ泥棒として告発されてしまう。しかし、お小遣いを貰っていなかったためお金がなかった。そのためシンクレールは家にあるお金を盗みフランツに渡していた。お金を盗む度に、心が打ち砕かれる思いがする。嘘をついた日からいじめの対象となり、フランツの要求はエスカレートしていく。苦しみを1人で抱え込み彼は精神的に追い詰められていく-
なかなかまとめられなくて長くなってしまいました(~_~;)
○さっきの歌詞に当てはめると
「この嘘から抜け出せないんだ」→リンゴを盗んだという嘘
「この地獄から僕を救い出して」→フランツにいじめの対象とされお金を要求される(奴隷のような扱いを受ける)
「この苦痛〜」→親のお金を盗む、嘘をついてしまった後悔、恐怖
何となく当てはまっているような…?なので看板は直訳すると「草花樹木園」ですが「果樹園」という意味…?
動画の中でもリンゴがでてきます↓
・かじる音と同時にマークが表れる、右上はリンゴ?
・タイトルの #lie の意味は嘘
まあ、何でもかんでもデミアンに関連付けちゃダメですね(笑)
… デミアンに関連付けるとあのホラー絵画はテテじゃなく、グクとユンギという解釈になります!その解説はまた次の記事で!
あんにょーーん